ロバート・J・ソウヤー(著)、内田 昌之(翻訳)(ハヤカワ文庫SF)
恐竜絶滅の秘密を探るため、2人の古生物学者、ブランドン・サッカレーとクリックスことマイルズ・ジョーダンがタイムマシンで6500万年前の白亜紀末期に旅立つ。
と、ここまでは何となく先が読めそうな物語かな、と油断して読んでいたら全然違いました。
恐竜があんなに巨大化できた理由と火星が死の惑星になった理由が「リンク」してくるところあたり、もう恐竜は切っ掛けでしかなくなってきます。
文中で、レイ・ブラッドベリの短編「雷のような音」の説明をするところがあり、丁度バタフライエフェクトが気になっていたのでちょっとスッキリ。
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