ジェラルド・ガーシュ(晶文社)
タイトルになっている「壜の中の手記」は、アンブローズ・ビアスの失踪を題材に創作しMWA賞を受賞した。
他に、難破して無人島に漂着したサーカス団の4人の物語「豚の島の王女」。
ジョン・ピルグリムの体験談「黄金の河」。
秘境の刑務所でのパシフィコの物語「ねじくれた骨」。
ヨーワード教授とグッドボディ博士の「骨のない人間」。
原爆で時空を超えてしまった日本人の話「プライトンの怪物」。
骨董品屋のジスカ氏が所有する指輪の話「破滅の種子」。
サー・マシー・ジョイスの蔵書売却を手伝うカームジン「カームジンとハムレットの本」。
頭蓋骨を貫通した刺繍針、犯人は。「刺繍針」。
ニコラス王の宮殿に時計職人として招聘されたポメル伯爵の話「時計収集家の王」。
アンガス・ヒューイッシュ博士の危険な実験「狂える花」。
武器商人、ヘクトー・サーレクの一生。「死こそわが同志」。
の12編。