2006年2月5日日曜日

新・地底旅行

奥泉 光(朝日新聞社、2004.1)

文藝春秋SFが読みたい2005「ベストSF2004」国内部門4位の作品

2002.9.1-2003.6.30、朝日新聞の朝刊に連載された小説を単行本化
ベルヌの地底旅行をベースに、挿絵画家・野々村鷺舟(ろしゅう)と、迷惑な旧友・富永丙三郎が稲峰博士、稲峰都美子探索の珍道中を繰り広げる。
加えて、水島鶏月、稲峰家の手伝い・さとらが良いキャラクターで脇を固める。

冒険何とかと言うには力が抜けていて落語を聞いているよう。
稲峰博士が登場する終盤は奇想天外な結末へ。って感じだけど。

うーん?
そこまでがいいテンポだっただけにちょっと尻すぼみな感じ。

2006年2月1日水曜日

熱帯

佐藤 哲也(文藝春秋、2004/08/25)

数年越しのお上のシステム開発から降ろされた営業の呟きを聞き入れた神様の気まぐれで、空調が停まるほどの熱気と湿気に襲われた日本。
そんな中、エアコンを爆破するテロリストを束ねる多々利無運、「事象の地平」の管理する多々見不運、それに関わる、KGBやらCIA、おまけに水棲人まで登場する。
最後までよくわからない話。

よく最後まで読んだなぁ。