2005年2月13日日曜日

剣客商売「十番斬り」

池波 正太郎(新潮文庫)

剣客商売シリーズ12作目

収録7編のあらまし
「白い猫」
小兵衛は井関忠八郎の道場に滞留していた平山源左衛門との真剣勝負に向かう途中で白い猫と出会う。
「密通浪人」
小兵衛の義理の弟で文敬堂の主人・福原理兵衛。
その妻お米を寝取ったという浪人・高砂新六の話を鬼熊酒屋で偶然聞いてしまう。
「浮寝鳥」
真崎稲荷社の鳥居の前に座る老乞食が惨殺される。
大次郎は、その老乞食が惨殺された日に少女と会っているところを目撃していた。
「十番斬り」
小川宗哲を訪問した小兵衛は、戸越村・行慶寺の和尚の紹介で来ていた村松太九蔵という剣客を見かける。
村松は余命短いが「思い立ったことがあるので、今少し生きていたい」と宗哲に告げる。
「同門の酒」
辻平右衛門の恩を忘れないようにと行なっている年に一度のあるまりに矢村孫次郎が連絡もなく欠席をした。
探ってゆくと女の影が。
「逃げる人」
大次郎はふとしたことがきっかけで、高橋三右衛門という老人と知り合うが、敵に追われる身だった。
「罪ほろぼし」
小兵衛は小川宗哲を訪ねた帰り道侍を助ける。
侍は永井源太郎、物語「辻斬り」で辻斬りをし小兵衛に捕らえられた永井十太夫の倅で薬種問屋「啓養堂/小西彦兵衛」の用心棒をしていた。

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