オリヴァー サックス(著)、大庭 紀雄(翻訳)、春日井 晶子(翻訳)(早川書房)
脳神経科医オリヴァー サックスがミクロネシアの島々を訪れる。
第1部 色のない島へ(島めぐり便ピンゲラップ島ポーンペイ島)
第2部 ソテツの島へ(グアム島ロタ島)
の2部構成。
第1部では、先天性全色盲が多いピンゲラップ島、ポーンペイ島へ。
第2部では、パーキンソン病と筋萎縮性側索硬化症に似た原因不明の病気が報告されているグアム島とロタ島へ。
いずれも「島」という閉じた環境ゆえの特異な風土病。
病気になった家族に対する思いやりとか社会とか家族のあり方を考えさせられる。
「火星の人類学者」を読んで感じた「マイノリティってなに?」を改めて思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿