2010年4月11日日曜日

地球移動作戦

山本 弘(ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション、2009/9)

山本弘の本格長篇宇宙SF。
この前に読んでいた「わたしのための物語」と同じ時代設定の西暦2083年。
謎の新天体2075Aの調査のため、ブレイドを船長とする深宇宙探査船ファルケが派遣される。新天体2075Aを発見し「シーヴェル」と名付けるが、この星が24年後に地球に迫り壊滅的な被害をもたらすことを突き止める。
シーヴェル対策に追われる地球では、天体物理学者である風祭良輔が発案・提唱した計画の実行に向けて準備を開始するが、殺害されてしまう。

超光速粒子推進を実用化した「ピアノ・ドライブ」や、人工意識コンパニオンのACOM(エイコム)など、近未来に登場しそうな仕掛けが楽しい。特に人工意識コンパニオンが物語の中で重要な位置を占めている。同じ時代設定でも「わたしのための物語」よりは進んでいる。

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