円城 塔(早川書房、2007/05)
計算過程の存在しない計算→自然現象はまさにそのような計算として今この瞬間も進行している→自然現象を超える計算速度は存在しない→ならば自然現象として計算を行えばいい。という成り行きで進化しすぎた人工知性体が自然と一体化する。
そのイベントによって、時空間がぐじゃぐじゃになってしまう。大ざっぱに言うと、そのエピソードを第一部:Nearside、第二部:Farside の計18編を収録した物語。
言葉のリズム感がとてもいいのでどんどん読み進んでしまうんだが、ちょっと油断すると何の話だかちっともわからなくなる
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