グレッグ ルッカ、古沢 嘉通/翻訳(講談社文庫、2005/2)
アティカス・コディアックが活躍するボティ・ガード・シリーズ第一作「守護者(キーパー)」で紹介されるブリジットの印象。
ブリジット・ロ−ガン。
28才、185cmのアグラ&ドノバン探偵社に所属する。漆黒の髪を方の長さまで伸ばし、細身でたくましい肩、美しい卵形の顔に先の尖った顎、小振りな口に肉厚の唇、そして見事に青い瞳。
本書は、アティカス・コディアックを語り手とするシリーズの番外編。
「守護神」でバイカーズ・ジャケットにいくつものピアスという出で立ちで、ちょっと情けないコディアックを助け、大いに興奮させてくれたブリジット・ロ−ガン。その生い立ちを描く。
読んでみて、ちょっとブリジットの輪郭が思っていた感じとは違っていたかな。
友人というキーワードに縛られている面と、やっぱり悪いやつは裁きを受けるべき的、勧善懲悪な感じがちょっとやだった。
というかそこまでの話の流れ方が嫌だったのかも。
なんか、絶対大丈夫なんだ、っていう感じが。。
本当はもっと泥臭いんじゃないかな。
でも、そんなこといっていたらアクション系の小説は成り立たないか。
「奪回者」「暗殺者」も読まなきゃ。
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