ピーター・ゴールズワーシー(著)、佐藤 美奈子(翻訳)(文芸春秋)
人工受精研究の第一人者マーラのもとに、新興宗教の教祖が金にあかして設立した大学へのスカウト話が舞い込む。
中絶手術にあけくれる生活に辟易としていたマーラは誘いを受け入れるが。
ちょっとでも痕跡が残っていればDNAを復元してクローンを作り出してしまうというもう実現できていそうな話。
倫理心と科学に対する飽くなき探求心という対比に加えて対象がキリストともなるとさらにややこしい感情が交錯する。
最後にマーラに宿っている命はキリスト??
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