2004年11月20日土曜日

神は沈黙せず

山本 弘(角川書店)

「と学会」の会長ということでも有名な山本弘のSF長編。
幼い頃に土砂崩れで両親を亡くした兄妹が主人公。
その事故が元で神を信じることができなくなったフリーライターの妹・優歌が、「サールの悪魔」という言葉を残して失踪した人工知能研究者の兄・和久良輔について報告するかたちで「神」の存在を語る。

さすが「と学会」会長。サイドストーリーがてんこ盛りで本編がどうなっていたか忘れてしまいそう。雑誌やテレビで言っていることを盲信している人に是非読んでみてもらいたい。

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